スティーブ・ジョブズの育て方
子供にスティーブ・ジョブズのようになってほしいと思っているなら
スティーブ・ジョブズのように大勢の人の前で堂々と自分の考えが話せる子供になってほしいとおもいませんか?
大人の私たちですら大勢の人を前にするとどうしても緊張してしまって思ったことが話せなかったり、人前で自分の考えを発表したりするのが苦手だと思っている人が多いかと思います。
あのプレゼンの神と言われるスティーブ・ジョブズが登壇する前に繰り返し綿密なリハーサルを
していたという話はかなり有名な話で、プレゼンは準備が命ということは間違いないようです。
Show and Tellという幼児教育
突然ですが、外国の方って人前で話すのうまいなっておもいますよね。
実は外国の人の多くが「Show and tell」という教育を受けているようです。
彼らが堂々と人前で話ができる秘密が「Show and tell」という教育にあるようです。
Show and Tellとは、何かを見せながら【Show】そのことについて話をする【Tell】ことです。
外国ではパブリックスピーキングの練習として幼稚園から小学校低学年の授業の中に取り入れられています。
話す長さや話す内容などは特に決まっていませんが時間は一人約1分程度みんなの前で好きなことを話しその後にみんなからの質問タイムがあります。
例えば、自分の好きな本などについて誰に買ってもらったのかやどんなお話しの本なのかを
クラスの友達に紹介します。
普段、学校に持ってくることを禁止されているものでも自分がShow and Tellを担当する日だけは
学校に持って行っていけてその自分の好きなものを学校の友達に自慢できるので子供達にとってはすごく楽しいイベントになっています。
人前で話すことは楽しいことなんだというのを小さいころからShow and Tellで理解することが子供にとって最も重要です。低学年では人前で話すことに慣れるようにして高学年になるにつれて話す内容やレベルをあげていくのがポイントです。
こういった経験があるだけで大学生や社会人になったとき大勢の前でプレゼンをするとき
不安になったり緊張したりしにくくなるのだとおもいます。
Show and Tellは家庭の中でも取り入れられる
パパやママと家の中でShow and Tellごっこをすると親子のコミニュケーションのきっかけにもなりますし大勢の前で話す練習にもなります。必ず、大勢の前でしゃべらなければ意味がない!わけではないんです。
まとまった文を話す練習することで子供のプレゼン能力だけではなく言語能力の向上にも役に立ちます。
うまく話をしなければいけないという雰囲気を作らずに、とにかく子供に自信を持たせることが大切です。
親が子供にお手本をみせてあげるのもいいかもしれません。
家族の前であっても堂々と話をするというのはなかなか難しいですよね。
就職活動や大学受験の面接でも、自分を売り込むという意味でプレゼンテーション能力が問われたりします。
自己表現力アップには母親の影響が大きくかかわってくる
例えば、きれいな花を見て「わーきれいねー」とか、おいしいものを食べて「おいしいねー」などポジティブな感情を口にすることは多いと思います。
しかしポジティブな感情だけでなく、あえて「お母さん、今日、仕事で辛いことがあったんだー」とか、「今日、お買いもので、嫌なことがあったの」とネ ガティブな感情も表現しましょう。子どもはネガティブな感情も表現していいことを学びどんな時でも感情を素直に表現するようになるでしょう。
子供が小さいうちは「今日の試合、負けて悔しかったね。たくさん練習していたから、悔しいよね。次の試合は絶対勝とうね!と感情を表現するのを手伝ってあげましょう。そうすることで、子どもは自己を表現する力が身に付いてきます。
あくまでも人前で話すのはたのしいこと!と思ってもらうことが重要なので無理矢理やらせてはいけません。家族みんなで今日あったことをスピーチ形式で発表しあうのも子供が楽しく学習できるきっかけになるかもしれません。
まとめ
小さいころから家族や近所の方などとのコミニュケーションを多くとって人前で話すことに少しずつ慣れていくとスティーブ・ジョブズのような話し上手になれるようです。
皆さんもぜひ実践してみてはいかかでしょうか。